最近よく物価高や増税というワードをよく耳にします。10月26日に開催された政府税制調査会で、『消費税が未来永劫10%で持つとは思えない』という意見が相次いだと言います。所得も上がらず、物価は上がり、増税が懸念される今、消費税とはどのように使われているのかについて触れていこうと思います。
消費税の目的
消費税は1989年4月1日に導入されました。
大きな目的としては、これからさらに進んでいく
高齢化社会で増え続ける社会福祉費をまかなうためです。
社会福祉費とは
年金、医療、介護、子供子育て支援などです。消費税はこれらの社会福祉保障費として使われていることになっています。
消費税増税
当初3%でスタートした消費税は8%→10%と増えましたが、今後15%に上がると言われています。
消費税を上げた政権は安倍政権を除きことごとく政権交代していることから、国民の関心は高いと考えられます。15%にあがる可能性は高そうで、2024年には上がるのではという予測が出ています。 実際の時期は不明ですが、物価高につぐ増税により国民の負担は今後も増え続ける可能性は高いです。
消費税は適切に使われているのか
消費税は現在10%。社会福祉保障費として使われているはずですが、実際細かい内訳はないらしく全て年金、医療、介護、子供子育て支援関連で使われているかは確認することはできません。確認できないような仕組みのもと消費税は運用されています。あるところでは、法人税の引き下げの浦鎮に使われているというような話もあります。消費税の税収は過去最高を記録していますが、社会福祉保障費は減ってきていることからも社会福祉保障費以外の財源として使われていることは確実です。
15%への引き上げに向けて国の説明は社会福祉保障費が不足するということですが、消費税の税収が増え社会福祉保障費が減っている今、実際適切に使われているかどうか内訳を出してもらわない限りは素直に受け入れられない事柄となってくるでしょう。
まとめ
消費税は、普段の生活に直結してくる内容です。誰ひとり例外なく関係があることなので興味を持って学んでいく必要があります。増税や政策については、事後では遅いので、事前学んで声を上げていくことで、変わることもあると思います。どちらにせよ消費税を上げる前に国からしっかり納得できるような説明は必要かと思います。今後不足する。では何も伝わりません。なぜ不足して不足すると何が起こりどうなるのか、説明する義務があると思います。政治家のレベルが低いのか、国民の政治レベルが低いのかはたまた両方ともなのか分かりませんが、納得できないままよく知りもしないまま、放置して物事は進んでいくことが多すぎて生きづらい世界になりつつある気がしています。
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